『(What’s The Story )Morning Glory?』(1995)

※アナログ盤はSide1〜4​に分けられています。​​​​

・Side1…1,2,3
・Side2…4,5,6,7
・Side3…8,9,10
・Side4…11,12,13    

①Hello

ふてぶてしいサウンドと、圧倒的な存在感を放つリアムの歌声でアルバムは幕明けます。

ライブの1曲目で演奏されたツアーもありました(2002年)。

ゲイリー・グリッターの「Hello, Hello I’m Back Again」からの引用もあり、クレジットにはグリッターとマイク・リアンダー(曲作者兼プロデューサー)の名も入っています。

②Roll With It

ブラーとのブリットポップ戦争(シングル対決編)でも有名な曲。

ライブでは非常に盛り上がる軽快なロックチューン。

ノエルいわく「何かを転がす」曲という事ですが、その「何か」は本人にも分からないそうです。

③Wonderwall

OASISで一番売れたシングルですが、意外にも全英チャートでは2位止まり。

世界中でやたらカバーされてる曲としても有名。

中でもノエルはライアン・アダムスのカバーをお気に入りとしています。

④Don’t Look Back In Anger

ノエルボーカルとして初のシングル。全英1位獲得。

イントロは「Imagine」であり、曲の展開も王道中の王道といった感じですが、この完成度にもってくるノエルは流石。

ライブではサビをオーディエンスが大合唱することで有名。

2017年のマンチェスターテロ以降は人々にとってより重要な曲となりました。

⑤Hey Now!

これだけ名曲揃が揃う本作の中では、やや地味な存在かつ単調な曲。

ですが決してつまらない曲ではく、シンプルながらもツボを突いてくるメロディーとリアムの力まないボーカルが心地よく聴こます。

⑥Untitled(Version1)

「Wonderwall」のB面曲「The Swamp Song」の一部を収録。

ポール・ウェラーがギターとハーモニカで参加しています。

ライブのオープニング曲として白熱の生演奏を披露していた時期(95年〜96年)もありました。

⑦Bonehead’s Bank Holiday

アナログ盤のみに収録され、当初ボーンヘッドに歌わせようとしてた曲です。

しかし、酔っ払っていたせいでまともに歌えず、結局ノエルが歌っています。

ブラーっぽい雰囲気もあり、とても英国的な香りのする1曲。

⑧Some Might Say

初の全英チャート1位を獲得した曲。

また、初代ドラマーのトニー・マッキャロルが叩いた最後のシングルでもあります。リアムのボーカルは非の打ち所がなく、どこから切り取っても間違いない名曲です。

⑨Cast No Shadow

The Verveのリチャード・アシュクロフトに捧げられた曲。

リアムのまっすぐな歌声と、それを包み込むようなノエルのコーラス。

哀愁と美しさのハーモニーを存分に感じれる1曲です。

⑩She’s Electric

Beatlesを彷彿させるレトロ感溢れるポップソング。

あまり披露しないリアムのファルセットが聴ける1曲。

ここでもノエルの素敵なバックコーラスを堪能できます。

⑪Morning Glory

完全なる戦闘態勢で迫ってくるロックナンバー。

鬼気迫るリアムのボーカルはファンならずとも必聴です。

⑫Untitled(Version2)

ここでも「The Swamp Song」の一部を収録、波の音が入ってきて次の曲へ絶妙な繋ぎ方をしています。

⑬Campage Supernova

OASIS史上最高のクロージングナンバー(個人的には)。

リアムの澄んだ歌声が実に素晴らしいです。

ポール・ウェラーがバックボーカルとリードギターで参加。

ライブではジョン・スクワイアジョニー・マーもゲストで登場したことがあります。


 
アシスタント
リリース背景などが書かれた記事もあるで。