※アナログ盤はSide1〜4に分けられています。
・Side2…4,5,6,7
・Side3…8,9,10
・Side4…11,12,13
①Hello
ふてぶてしいサウンドと、圧倒的な存在感を放つリアムの歌声でアルバムは幕明けます。
ライブの1曲目で演奏されたツアーもありました(2002年)。
ゲイリー・グリッターの「Hello, Hello I’m Back Again」からの引用もあり、クレジットにはグリッターとマイク・リアンダー(曲作者兼プロデューサー)の名も入っています。
②Roll With It
ブラーとのブリットポップ戦争(シングル対決編)でも有名な曲。
ライブでは非常に盛り上がる軽快なロックチューン。
ノエルいわく「何かを転がす」曲という事ですが、その「何か」は本人にも分からないそうです。
③Wonderwall
OASISで一番売れたシングルですが、意外にも全英チャートでは2位止まり。
世界中でやたらカバーされてる曲としても有名。
中でもノエルはライアン・アダムスのカバーをお気に入りとしています。
④Don’t Look Back In Anger
ノエルボーカルとして初のシングル。全英1位獲得。
イントロは「Imagine」であり、曲の展開も王道中の王道といった感じですが、この完成度にもってくるノエルは流石。
ライブではサビをオーディエンスが大合唱することで有名。
2017年のマンチェスターテロ以降は人々にとってより重要な曲となりました。
⑤Hey Now!
これだけ名曲揃が揃う本作の中では、やや地味な存在かつ単調な曲。
ですが決してつまらない曲ではく、シンプルながらもツボを突いてくるメロディーとリアムの力まないボーカルが心地よく聴こます。
⑥Untitled(Version1)
「Wonderwall」のB面曲「The Swamp Song」の一部を収録。
ポール・ウェラーがギターとハーモニカで参加しています。
ライブのオープニング曲として白熱の生演奏を披露していた時期(95年〜96年)もありました。
⑦Bonehead’s Bank Holiday
アナログ盤のみに収録され、当初ボーンヘッドに歌わせようとしてた曲です。
しかし、酔っ払っていたせいでまともに歌えず、結局ノエルが歌っています。
ブラーっぽい雰囲気もあり、とても英国的な香りのする1曲。
⑧Some Might Say
初の全英チャート1位を獲得した曲。
また、初代ドラマーのトニー・マッキャロルが叩いた最後のシングルでもあります。リアムのボーカルは非の打ち所がなく、どこから切り取っても間違いない名曲です。
⑨Cast No Shadow
The Verveのリチャード・アシュクロフトに捧げられた曲。
リアムのまっすぐな歌声と、それを包み込むようなノエルのコーラス。
哀愁と美しさのハーモニーを存分に感じれる1曲です。
⑩She’s Electric
Beatlesを彷彿させるレトロ感溢れるポップソング。
あまり披露しないリアムのファルセットが聴ける1曲。
ここでもノエルの素敵なバックコーラスを堪能できます。
⑪Morning Glory
完全なる戦闘態勢で迫ってくるロックナンバー。
鬼気迫るリアムのボーカルはファンならずとも必聴です。
⑫Untitled(Version2)
ここでも「The Swamp Song」の一部を収録、波の音が入ってきて次の曲へ絶妙な繋ぎ方をしています。
⑬Campage Supernova
OASIS史上最高のクロージングナンバー(個人的には)。
リアムの澄んだ歌声が実に素晴らしいです。
ポール・ウェラーがバックボーカルとリードギターで参加。
ライブではジョン・スクワイアやジョニー・マーもゲストで登場したことがあります。