【英国最大の野外フェス】Oasisとグラストンベリーフェスティバル。

今年ノエルの出演が決定したグラストンベリーフェスティバル。

Oasisは過去に3度、Beady Eyeは1度、ソロではリアムが2度出演しています。

今回はそれをサラッとおさらい。

1994年

初出演は1994年6月26日、NMEステージ(アザーステージ)(日曜日)の2番手で出演。

『Definitely Maybe』のリリース2ヶ月前で、シングル「Shakermaker」のリリース(6月13日) 直後です。

セットリストは以下の通り。

Shakermaker
Fade Away
Digsy’s Dinner
Live Forever
Bring It On Down
Cigarettes & Alcohol
Supersonic
I Am the Walrus

ノエルが歌った曲はありません。

というかマイクさえセッティングされておらずギターに専念してました。

なので「Live Forever」のファルセットもこの頃はリアム自ら歌っています。

これもバンド初期ならではですね。

1995年

1995年はグラストンベリー25周年、6月23日(金曜日)にピラミッドステージのヘッドライナーで登場。

わずか1年でヘッドライナーに昇格です。

『(What’s The Story)Morning Glory?』(10月発売)のリリース前で、そこからは6曲を演奏。

「”Don’t Look Back In Anger”の合唱が無かったのはこの時だけ」とノエルは語っています。

また、トニー・マッキャロルに代わり加入したアラン・ホワイトはこのライブが加入後2度目のステージで、「The Swamp Song」のドラムトラックはこの公演をライブ録音したもの。

The Swamp Song
Acquiesce

Supersonic
Hello
Some Might Say
Shakermaker
Roll With It
Slide Away
(It’s Good) To Be Free
Morning Glory
Cigarettes & Alcohol
I Am The Walrus
Live Forever
Rock ‘n’ Roll Star

あとこの年、ノエルはバックステージで「Wonderwall」を弾き語っています。

2004年

6月25日(金曜日)にピラミッドステージのヘッドライナーで出演。

翌年にリリースされる『Don’t Believe the Truth』からは「A Bell Will Ring」と「The Meaning of Soul」が演奏されました。

リアムはこの時に初めてイヤーモニターを使用しましたが、かなり馴染みが悪かったようです。。

本人もこの年だけはとても苦い経験として捉えてるようですね。。

さらには全体的にテンポが遅かったり、ザックのドラムがまだ曲に馴染んでなかったという意見もあったりで、賛否両論あるライブとなりました。

Rock’n Roll Star
Bring It On Down
Supersonic
Morning Glory
Columbia
A Bell Will Ring

Stop Crying Your Heart Out
Little By Little
Cigarettes & Alcohol
Live Forever
The Meaning of Soul

Acquiesce
Champagne Supernova
Songbird
Wonderwall
Don’t Look Back In Anger
My Generation

なお、グラストンベリーの直前(6月23日)に行われたウォームアップギグがザック・スターキーを迎えての初ライブとなっています。

2013年(Beady Eye)

Beady Eyeの2ndアルバム『BE』(6月10日発売)のリリース から間もない頃、公式発表なしで6月28日(金曜日)にサプライズ出演(6月26日にリアムが出演を予告するTweetはした)。

それもアザーステージのオープニング(午前11時)という早い時間での出演となりました。

「Rock ‘N’ Roll Star」を演奏する際に『「今夜俺はロックンロールスター」だと?まだ朝の11時半だけどな!』というMC笑

なおこの曲は二人の息子レノンとジーンに捧げられました。

セットリストは以下の通りで、Oasisの曲は「Morning Glory」も演奏しています。

Flick Of The Finger
Four Letter Word’
Soul Love
Second Bite Of The Apple
Iz Rite
Shine A Light
Rock ‘N’ Roll Star
I’m Just Saying
Morning Glory
The Roller
Bring The Light

2017 年(リアム)

6月24日(土曜日)のアザーステージにソロとして初出演。

初ソロアルバム『As You Were』(10 月発売)リリース前での出演でした。

この時の映像は映画『As It Was』にも少し収録されています。

ソロ曲とOasis曲を半分ずつやるセットリストで、なんと「Don’t Look Back In Anger」も歌っています。

これはマンチェスターテロの犠牲者に捧げられたもので、ノエルがみんなのために歌わないのなら自分が歌おうという意思があったようです。

ちなみに、その前日に同じグラストンベリーフェスのWilliam’s Green Stageにノエルが登場(ココで上映される映画『Supersonic』のプレゼンターとして)し、そこで「Don’t Look Back In Anger」の合唱が巻き起っています。

 
ショウ
詳しくはコチラの記事で。

リアム、グラストンベリー2017のセットリストは以下の通り。

Rock ‘n’ Roll Star
Morning Glory
Wall of Glass
Greedy Soul
Bold
D’You Know What I Mean?
Slide Away
I Get By
You’d Better Run
Universal Gleam
Be Here Now
Don’t Look Back In Anger

2019年(リアム)

6月29日(土曜日)のピラミッドステージに出演。

『Why Me? Why Not.』(9月発売)のリリース前で、そこからは「Shockwave」と「The River」を披露しています。

Oasisの曲も9曲演っていますが、これも含めノエルはこの日のリアムのパフォーマンスを痛烈に批判しています。

まぁこの時期は何かとやり合いが激しかった両者でしたからねぇ。。

また、“Champagne Supernova”をこの年の3月に亡くなったザ・プロディジーのキース・フリントに捧げました。

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セットリストはこんな感じです。

Rock ‘n’ Roll Star
Morning Glory
Wall of Glass
Greedy Soul
For What It’s Worth
Shockwave
Columbia
Slide Away
Roll With It
Bold
Universal Gleam
The River
Cigarettes & Alcohol
Wonderwall
Supersonic
Champagne Supernova

あとがき

ということで、Oasisのグラストンベリー出演を振り返ってみました。

今年はいよいよノエルが出演で非常に楽しみです。

2004年以来の登場となりますね。