今回は6/18に発売の、Noel Gallagher’s High Flying Birds(ノエル・ギャラガーズ・ハイフライング・バーズ)初のベスト盤『Back The Way We Came: Vol 1 (2011-2021)』(バック・ザ・ウェイ・ウィー・ケイム: Vol 1)に絡めた記事です。
それにしてもソロデビューからもう10年、何だかとてもスピーディに時が流れた気がするのは僕だけでしょうか?
その間にも、相変わらず良い曲は量産されてきましたね。
で、普段からよくAppleMusicのプレイリストで遊んでいるんですが、またまたやってみました。
このノエルのベスト盤に対抗?ではないですが、触発され僕なりにノエルのベスト・セレクションを作成しましたので、ご覧下さい。
そして、『Back The Way We Came: Vol 1 (2011-2021)』についても関連情報交えて書いてますので、そちらもヨロシクお願いします。
それではどうぞ✋
僕が選んだノエルのベスト
さぁ、これどうでしょう?
ノエル・ギャラガーのベスト盤発売を記念して、AppleMusicにてオリジナルプレイリストを作成してみました。
OASIS時代からの総括となるのが、実際のベスト盤と違う所。
こういう作業は楽しくありつつ、非常に悩ましいものでもありますね。
ライブで演奏されていなかったり、あまり日の目を浴びてない名曲というのもかなりあるので。
特に長年ファンをしていれば思いれの強い曲もありますし。。
OASISが過去にBサイド集『The Masterplan』をファン投票でリリースしたように、いつかファン投票で選曲されるベスト盤が出るのも面白そうですね。
心を揺さぶる3曲
どの曲にもそれなりに想い入れもあり、甲乙つけがたい選曲となりました。
でも、この中で特に好きなものを挙げるならば。。以下の3曲になるかと。
・Half The World Away
・Don’t Look Back In Anger
Everybody’s On The Run
この曲はソロ1st『Noel Gallagher’s High Flying Birds』のオープニングを飾りました。
最初に聴いた時はやっぱゾクゾク来るものがありましたね。
いよいよノエルのソロが始まるんだと言う興奮と同時に、この曲の美しさにも感動しました。
特にクライマックスのストリングスが強調されていく展開。
何か短い物語を見てるような情景が頭の中に広がり、それに加えOASIS時代とは違ったノエルの新たな世界が始まっていく喜びを感じました。
この曲でのスタートは文句ナシでした。
Half The World Away
OASIS時代初期の曲ですが、ずっと心の中で鳴り続けてる曲。
ノエルの曲の中でも一番優しい歌声かもしれません。
当然その優しさはメロディーラインにも表れ、何度でも心に体に沁みていきます。
誰にだってつまずいたり、壁に跳ね返される事は日々ありますが、そういった時にでもこの曲は手助けしてくれると思います。
ノエルのホントの人柄が表れてるような曲ではないでしょうか。
僕からも自信を持ってオススメできる曲です。
Don’t Look Back In Anger
ほぼ説明は不要だと思いますが、やはり外せない曲。
割とありきたりなコード進行で作られてはいますが、それでもここまでの名曲に仕立て上げるのは異常です。
もはや誰の人生にとっても重要な曲になってるのではないでしょうか。
異論はあるかもしれませんが、少なくともは僕にとってはそういう位置付です。
ノエル・ギャラガーの代名詞ともいえるこの曲は、間違いなく後世まで語り継がれていくでしょう。
『Back The Way We Came: Vol 1 (2011-2021)』の内容
10年に渡るソロキャリアが上手くまとめられたベストアルバムです。
改めてノエルのソロを振り返るにはバランスの取れたイイ選曲だと思います。
そして、最近ノエルの興味を持った人にも入門編として最適かと。
収録曲(日本盤)
1. Everybody’s On The Run
2. The Death Of You And Me
3. AKA … What A Life!
4. If I Had A Gun …
5. In The Heat Of The Moment
6. Riverman
7. Lock All The Doors
8. The Dying Of The Light
9. Ballad Of The Mighty I
10. We’re On Our Way Now
1. Black Star Dancing
2. Holy Mountain (Remastered)
3. A Dream Is All I Need To Get By
4. This Is The Place
5. It’s A Beautiful World
6. Blue Moon Rising
7. Dead In The Water (Live At RTÉ 2FM Studios, Dublin)
8. Flying On The Ground
9. Everybody’s On The Run(Live At FUJI ROCK FESTIVAL‘12)☆日本盤ボーナストラック
10.Dream On(Live At FUJI ROCK FESTIVAL‘12)☆日本盤ボーナストラック
11.If I Had Gun(Live At FUJI ROCK FESTIVAL‘12)☆日本盤ボーナストラック
1. It’s A Beautiful World (Instrumental)
2. If I Had A Gun … (Acoustic Version)
3. Black Star Dancing (Skeleton Key Remix)
4. Black Star Dancing (12″ Mix Instrumental)
5. The Man Who Built The Moon (Acoustic Version)
6. International Magic (Demo)
7. Blue Moon Rising (Sons Of The Desert Remix)
8. The Dying Of The Light (Acoustic Version)
9. This Is The Place (Skeleton Key Remix)
10. This Is The Place (Instrumental)
11. Black Star Dancing (The Reflex Revision)
12. Be Careful What You Wish For (Instrumental)
2つの新曲は、喜びと驚き
あと、今回のベスト盤に2つの新曲が収録されましたが、こちらもクオリティが高い。
どちらも間違いなく聴き手の心を掴む優れた曲です。
We’re on Our Way Now
「We’re on Our Way Now」はノエルお得意の、胸を打つ物憂げな美しいメロディーが特徴的で、女性コーラスも取り入れた素敵なバラードです。
「Wonderwall」や「If I Had Gun」を感じさせる部分はありますが、今のHigh Flying Birdsだからそ作り出せる叙情的な曲だと思います。
Flying On The Ground
一方「Flying On The Ground」は、まるでバート・バカラックが舞い降りてきたかのように心を弾ませてくれるナンバーです。
正直、こっちの曲は聴いた瞬間に大きな感動がありました。
ノエルはまた新境地に足を踏み入れたようです。
OASIS風を期待するファンにはどう映るのかは分かりませんが、もうノエルはポール・マッカートニーにでもなれるんじゃないんでしょうか?
それくらい表現力豊かなミュージシャンになってますよね。
今回のベストでもやはり、僕はノエル・ギャラガーという男に喜びと驚きを感じずにはいられません。
ノエル自ら解説
また、公式YouTubeチャンネルにてノエルが自らアルバムを全曲解説をしています。
字幕対応動画なのでオンにして是非とも見てほしいです。
あとがき
僕自身この10年を振り返ると、しばらく音楽と距離ができてしまった期間があります。
ノエルのキャリアに合わせていうと、2nd『Chasing Yesterday』と3rd『Who Built The Moon?』の時期ですね。
当然アルバムはゲットしてるんですが、聴き込み度合いは1stに比べると正直落ちました。
作品どうこうと言う訳ではなく、個人的に仕事にかける時間を増やしすぎましたね。
なので、この時期はライブにも行ってません。
それまでOASISはもちろん、リアムとノエルそれぞれの来日には必ず行ってたのですが。。
しかし、それだと日々の暮らしにおいて何だか物足りないなぁ、という事を最近感じるようになりました。
やはり自分の中でOASISや、このノエルのソロ活動というのは何か人生の中で外せないモノなのかなぁと思います。
なのでこのベスト盤を機に、改めて熱をもってノエルを追いかけてみようと思います。
⬇⬇ご丁寧な開封動画⬇⬇
オマケいろいろ
ベスト盤の発売にあたり、いくつかのメディアでも取り上げられました!
ソニーミュージック洋楽note
ソニーミュージック洋楽noteにて、『ソロ10周年に寄せて前編〜妹沢奈美さんが考察』『後編〜歴代スタッフが語る!ノエルの素顔』という特集が組まれています。
我々の知らないノエルの優しいエピソードなどが満載👍
スッキリ
日本テレビ系【スッキリ】📺
— Noel Gallagher Japan (@NoelGallagherJp) June 8, 2021
ノエル・ギャラガーのインタビュー
カミングスーン!!#WEニュース#NoelGallagher #スッキリ @ntv_sukkiri pic.twitter.com/kDbiW5q7l1
スッキリでは日本のファンに向けたインタビュー映像が流されました。
相変わらずOASISの再結成についての話題もありましたが、そこはやはり強い否定でしたね笑
曲作りにおいては、歌詞よりメロディーが最も重要だと語っていました。
みのミュージック
ソロデビューから丁度10年(日本で)の10/12、みのミュージックでも取り上げられました。
ロッキンオン元編集長で、何度もノエルにインタビューしている粉川しのさん。(ロッキンオン11月号でネブワースについてのアツい記事も書かれてます)
OASISの大ファンで過去には対談もしているアジカンのゴッチをゲストに迎え、マニアックな視点も交えながらの動画となっています。
ゴッチはノエルをギターヒーローと崇めているので、世のギターキッズ達もニヤッとする内容かと思います!
ギブソン、ノエル・ギャラガーモデル
ギターキッズといえばこちらも話題になりましたね。
何とあの世界のギブソンがノエルのシグネチャーモデルを発表しました。
「Little By Little」のMVで弾いてたギター覚えてますか?
あれは“Gibson J-150”というモデルなんですが、今回それをもとに作られたのがこの“Noel Gallagher J-150″。
忠実に再現されてるそうで、その精密さにはノエルも驚いたようですね。
まぁ200本限定なんで、超限られた人しかGETできなかっただろうけど。。笑
このモデルの試奏動画もありました。
いや〜めっちゃエエ音やん!
あ、アディダスのステッカーもオマケで付いてくる仕様だそうです笑
そういや昔石橋楽器店のHPで、ノエルのギターについてスゲー詳しいコラムあったんで興味ある方はリンクから飛んでみて下さい。
ギターよりもドラムだぁ〜って方はコチラの記事へ⬇
はい、以上です。
ありがとうございました!